Heartlandはこれまでも農業分野で複数の投資を行ってきた。アンダース・ホルク・ポウルセンは、スコットランド最大の個人土地所有者の一人でもある。デンマークの農地に加え、オーフス近郊のコンスタンティンズボーグの邸宅も所有している。
Firstfarmsへの資本注入は、特定株式の発行および転換社債の発行という形で行われた。これによりポウルセンは11%超の株式を取得し、さらにオプションによって18%を超える所有権の取得も可能としている。
Firstfarmsはデンマークに本社を置く農業関連企業で、チェコ、スロバキア、ハンガリー、ルーマニアで事業を展開している。農業分野の他の著名なデンマーク人もFirstfarmsの株主であり、会長ヘンリック・ホーヴゴー、クラウス・ユワース、デンマーク最大の土地所有者シェリフ・ベント・ウェデル、アスビョーン・ボースティングなどが株式を保有している。
Firstfarmsにおける大規模な所有権取得により、Heartlandグループは取締役会に参加する権利を得た。Heartlandの投資会社マネージングディレクターであるリーセ・カーエがFirstfarmsの取締役会の席を占め、取締役会は7名体制に拡大した。リーセ・カーエはデンマークのAgriWatchの書面インタビューで「より大きな株式を取得するチャンスが訪れ、非常に良好な対話の末にこの機会を掴んだ」と述べている。
2022年の財務報告によれば、Firstfarmsは太陽光、風力、バイオガスプロジェクトといったグリーンエネルギーにも投資しており、また環境保全型農業の理念に基づいて事業を展開していると自社で説明している。

