ロシアの化学肥料と農産物は「妨げられることなく」世界市場にアクセスできるようにしなければならない。さもなければ来年、世界的な食料危機の懸念がある。
国連事務総長アントニオ・グテーレスは先週末、イスタンブールでこう述べた。彼はその前のキエフ訪問時にウクライナのゼレンスキー大統領とトルコのエルドアン大統領と会談している。
「政府や運輸会社が協力し、ロシアの商品を海外市場に届けることが重要だ」とグテーレスはイスタンブールの合同調整センター(JCC)訪問時に語った。この機関は黒海経由の穀物輸出を監督している。
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国連が支援するこの合意はウクライナの輸出を保証するだけでなく、西側の制裁下でもロシアが農産物と肥料を輸出できるよう取り決めている。グテーレスによると、ウクライナ穀物の輸送はこの解決策の中で最も目立つ部分にすぎない。
「この包括的な合意のもう一つの部分は、制裁対象とならないロシアの食料品および肥料製品が妨げられることなく世界市場にアクセスできるようにすることである」とアントニオ・グテーレスは述べた。
彼はロシアの肥料や農産物の輸出はなお「障害」に直面していると指摘した。具体例は示さなかったが、ほぼすべてのロシア輸出品が国際決済の制限に悩まされていることは周知の事実だ。
8月1日以降、65万トンの貨物がウクライナのオデッサ、チョルノモルスク、ピフデニーの各港を出港した。船舶は安全な通路を使って黒海を航行し、その後イスタンブールでボスポラス海峡を通り地中海へ向かう許可を得る必要がある。
国連事務総長は、自身の組織が冬が来る前にウクライナの穀物輸出の「強化」に取り組むと述べた。

