先週、マリーヌ・ルペン率いる極右国民運動の予想外の勝利を受けて、フランスの政治情勢は動揺し大きく変化している。これに対抗して、左派政党はマクロンやルペンに立ち向かう共同戦線を築くために力を合わせている。
この左派連携の中核は、新人民戦線と呼ばれ、ジャン=リュック・メランションの「ラ・フランス・アンソミーズ」や社会党、緑の党、共産党といった複数の左派グループの同盟で構成されている。
各党は議会選挙での成功の可能性を高めるため、共通の候補者リストを作成することで合意した。これまでフランス政治では、リーダーシップや選挙公約の重点項目をめぐる意見の相違から、統一左派戦線結成の試みは失敗していた。
この左派連合による共通候補リストは、分散していた左派の票をまとめ、マクロン与党と拡大する極右勢力の双方に対する真剣な挑戦を示す歴史的な試みとみなされている。分析家たちは、伝統的な左派・右派の二分法が変動する政治情勢の中で再形成される重要な局面だと評価している。
連合内では当初、穏健な左派とメランション率いる急進派との間で幾分の対立もあったが、各党は今や合意に達している。この成功の鍵は共通の基盤を見出し、互いの優先事項を尊重したことである。社会正義、気候変動、民主的改革といった重要テーマについても合意がなされている。
この連合で注目されるのは、欧州議会議員のラファエル・グルックスマンが加わったことである。彼はガザ紛争やウクライナ戦争などの国際問題に対する鮮明な見解で知られており、新しい左翼連合に新たな側面をもたらしている。グルックスマンは、この連合が国内のみならず国際的にも明確な立場を示すことを強調している。

