オランダの農業産業にとってウクライナにはチャンスと可能性があると、ウクライナ大使のヴセヴォロド・チェンツォフ氏は、ズワールトホース('s-Hertogenbosch)にあるオランダ農業園芸組織(ZLTO)を訪問した際に述べました。
農業専門家の教育水準の向上、実務経験の交換、ウクライナとオランダ間の共同プロジェクトがウクライナ大使の公式訪問の主なテーマでしたと、ハーグにいるウクライナ通信社ウクルインフォルムの特派員は伝えています。
「私たちの任務は、ウクライナとオランダの農家間で協力関係を最大限に築き、農業・食品産業のニーズに応じた科学的・教育的資源の導入を支援することです」とチェンツォフ氏は述べました。
ZLTO会長のウィム・ベンス氏は、ウクライナの農業発展に大きな可能性があると述べました。「ウクライナを見れば、信じられないほどの可能性を持つ広大な国が見えます。しかし、改善すべき点もあります。ウクライナのような国への投資を考える際には、常にインフラ整備を考慮しなければなりません。私たちの農家はウクライナのような国に行けますが、道や実験室ネットワーク、現場にいる有資格の専門家といったインフラが必要です」とベンス氏はウクルインフォルムに語りました。
ディスカッションの中で、土地改革がウクライナの農業セクターに与えるプラスの影響に注目が集まりました。同時に、オランダの農家にとって土地所有を確保できることは極めて重要です。
土地所有はオランダの農業企業にとって非常に重要であり、オランダの金融機関によるインフラプロジェクトの融資や農業企業への貸付の条件にもなっています。ウクライナや東ヨーロッパの多くの地域では、農家が土地を所有することは非常に珍しく、ほとんどの場合、農業生産は集団経営や国営企業の民営化によって成り立っています。
「学校や大学の時にウクライナについて多く学び、特に農業の可能性について勉強しました。ウクライナ大使や現地で活動するオランダの農家とも話をしました。だからこそ、オランダ農業とウクライナを結びつけ、ウクライナ内のオランダの農家に興味を持ってもらえると確信しています」とZLTO取締役のヘンドリック・ホークセマ氏はウクルインフォルムに語りました。

