ヨーロッパでの動物実験の使用をできるだけ早く、安全な方法で終わらせるためのEU行動計画を策定すべきだ。これに対し、欧州議会の大多数が、オランダの欧州議会議員モハメッド・シャヒム(PvdA)が共同作成した決議で呼びかけた。
科学研究および医薬品研究のために、毎年ヨーロッパでは約1,000万件もの動物実験が行われている。オランダは実験動物の大使用国の中で7位に位置している。動物実験を用いないテストモデルが市場に増えているものの、シャヒム氏によると動物実験の使用削減は十分な速さでは進んでいない。
「動物での研究で安全かつ効果的に見える医薬品も、人間に対しては失敗することがあります。また、人間の助けになるかもしれない医薬品が、動物実験で失敗したために廃棄されていることもあります。動物を使わない他のテスト方法は、より信頼性の高い結果をもたらす可能性があります」とPvdA議員は語った。
「誰も動物が実験室で使われることを望んでいません。たとえ科学目的であっても。しかし、動物実験を一夜にして止めることはできないことも分かっています。しかし、良い代替手段が利用可能になった今こそ、行動の時です。ヨーロッパは動物実験のない研究のリーダーになるべきです。」
欧州議会議員アンヤ・ハゼカンプ(動物党)も、この決議への幅広い支持を喜んでいる。「年間2,200万の動物がヨーロッパの実験室で使用・虐待されており、EUは30年以上にわたりこの数を減らすことを約束してきました。動物実験のこの膨大な数を減らすために、具体的な目標を持つ行動が必要です」とハゼカンプは述べた。

