このコンサルテーションは、現行指令の再検討に先立つものです。ブリュッセルは、現在の方針が欧州グリーンディールおよび新たな気候・環境政策に適合しているかを把握したいと考えています。
特に農業および園芸での化学農薬使用や、草地への動物性堆肥散布により、EU内の多くの場所で地下水の硝酸塩汚染が増加しています。
「硝酸塩指令は、地下水、川、湖、海を硝酸塩による汚染から保護します。有機肥料の使用に制限を設け、良好な農業および環境慣行の採用を促進します」と欧州委員会は強調しました。
EUは、ドイツ、オランダ、アイルランドを含む複数の加盟国で、過去に認められた窒素使用の緩和措置(例外措置)を撤回しています。これらの国々はまだ地下水の浄化が進んでいないためです。
またブリュッセルは、クンミン・モントリオールのグローバル生物多様性枠組みなど他の国際条約にも拘束されており、「2030年までに世界的に栄養分の損失を50%削減する」ことを目指していると指摘しています。
硝酸塩指令に基づき、EU加盟国は水質調査の強化や、硝酸塩汚染に特に敏感な地域の指定など様々な措置を実施する義務があります。
硝酸塩指令はまた、すべての欧州の表流水が2027年までに「良好な状態」を達成することを目指す水枠組み指令の実施も支援しています。

