昨年初め、EUは2022年4月のポジティブな監査報告を受けてモルドバ産家禽製品の輸出を承認した。この報告書ではモルドバが最終的な食品安全基準を満たしていることが確認されている。先週も欧州委員会は、モルドバのEU加盟申請プロセスにおける十分な進展を評価した。
ジョージ・スタンダード社は欧州の要件に対応するために、最新技術や持続可能性への莫大な投資を行った。たとえば、太陽光発電設備や高性能の選別機を導入し、環境に配慮した生産体制を整えた。また、段階的なアップグレードに加え、サルモネラなどの疾病管理にも説明書を設けて鶏舎内の疾病抑制に努めている。
モルドバのドリン・レセアン首相によると、欧州市場へのアクセスは同国の経済を大きく支えている。利益率の高いEU市場への参入により、モルドバの家禽製品の輸出量は安定し、すでに全輸出の65%がEU向けとなっている。また、鮮鶏肉の輸出許可拡大についても協議中だが、まだ最終決定には至っていない。
この承認はモルドバに経済的利益をもたらすだけでなく、同国農産物の品質認知向上にも寄与している。
EUはこれを東欧産業の市場シェア拡大の機会と見なし、モルドバの現地生産者に対して強力かつ持続可能な生産方式への投資を促している。この措置は、モルドバを含む東欧諸国を経済的・政治的にEUにより近づけるというEUの広範な戦略の一環とみなされている。

