EUの将来についての一連の会議に参加している数百人の欧州市民は、欧州議会議員の関心のなさに失望しています。欧州議会議員の半数以上が出席せず、あらかじめ用意された声明を述べるとすぐに会議を離れています。
CoFoE(欧州の未来に関する会議)は、EUの近代化に関する議論に市民が参加する民主主義の実験です。総会には、市民、社会団体の代表、多くの国および欧州の政治家が参加しています。
市民たちは書簡の中で、「メンバーが会場にいなければ建設的な議論は不可能である」と述べています。また、「会場がどんどん空いていく」ため、政治家を会議のプロセスにもっと関与させるべきだとも指摘しました。
書簡には、108人の参加市民のほぼ全員が通常出席していると記されています。多くの市民は仕事、学校、大学から[休暇]を取って参加しています。341人の職業政治家のうち約90人がCoFoEの過程に参加していたと推計しました。
市民たちは政治家に対し、今週末にストラスブールで開催される次回の会議にもっと出席するよう強く要請しました。
欧州の政治家の振る舞いに市民が不満を表明するのはこれが初めてではありません。3月初旬の集会では、市民の一部がEU政治家はしばしば自分勝手な解釈を加えると指摘していました。
金曜日は「欧州の未来に関する会議」の2番目に最後の総会が開かれます。オランダの大臣ウォプケ・ホークストラはオランダの市民対話の成果を発表します。オランダはEUの近代化に関する市民会議を独自に開催した数少ないEU加盟国のひとつです。
EU政治家と同様に、オランダ政府は市民からの提言をそのまま受け入れず、自らの意見として取り入れる方針です。またホークストラ氏はオランダの若者代表や市民パネルに参加したオランダ人の一人と会談する予定です。
欧州および各国の市民パネルの成果は「欧州の未来に関する会議」の総会で議論されます。5月9日の「欧州デー」には、欧州議会、閣僚理事会、欧州委員会の議長体制に最終報告書が提出されます。
最終報告書に基づき、EUの機関は市民からの意見をどのように反映させるか検討します。

