フランスの自然保護団体が、禁止されているネオニコチノイド系農薬イミダクロプリドの砂糖ビート種子の処理における一時的使用許可に対して法的措置を取っています。この自然保護団体は、農薬の製造者、輸入者、販売業者に対しても、それによって引き起こされる生態系への被害に責任を負わせることを求めています。
欧州司法裁判所は先月、特定のネオニコチノイドの使用禁止を確認しました。しかし、EU加盟国は適切なEU手続きを踏む限りにおいて、独自に農薬を禁止または許可する権利を保持しています。
最近、フランスを含む複数の政府がネオニコチノイドの使用に対し一時的な限定的免除を認めました。フランスの鳥類保護団体によると、この物質は処理されたビート種子を鳥が食べることで直接的に鳥の個体数に影響を及ぼし、さらに昆虫の多様性が失われることにより間接的な影響も及ぼしています。
フランスの鳥愛好家らは、ドイツ、オランダ及び欧州の裁判所による環境及び気候被害に関する判決を踏まえ、化学製品製造企業の環境責任に関する裁判所の判断に大きな期待を寄せています。
イミダクロプリドは過去30年間にわたりフランスで最も多く販売されたネオニコチノイドです。研究では、この薬剤が農業地帯の鳥類個体数減少の原因とされています。最近の研究は米国、オランダ、フランスなどでその関連性を示しています。
フランスで砂糖ビート種子用に認可されているもう一つのネオニコチノイド成分であるチアメトキサムも、最近再びニュースとなりました。ルーアン市のセーヌ川で青色の汚染が確認されました。市当局によれば、これは輸送会社の貯蔵タンクの漏出から発生したチアメトキサムを含む農薬によるものです。
自治体は告発を行い、説明を求めています。既に司法調査が始まっています。多数のサンプルが採取されましたが、水生生物への危険性は認められていません。

