欧州連合(EU)はリビアの戦闘当事者に対し、直ちに敵対行為を停止し、国連の武器禁輸措置を厳守するよう呼びかけています。EUの外交政策担当のホセップ・ボレルとフランス、ドイツ、イタリア、英国の外相は「リビアに軍事的解決策はない」と述べています。
国際的に承認されたトリポリ政府と戦っている軍閥のハリファ・ハフタルは、月曜日に部隊がシルトを制圧したと発表し、リビアの緊張は高まっています。政府支持の民兵は火曜日に、不要な流血を避けるために戦略的に重要な沿岸都市から撤退したと自称しています。
トルコのリビア政府への軍事支援計画は、国の不安定さをさらに増しています。イタリア、英国、フランス、ドイツ、そしてEUの外相ホセップ・ボレルによる非難声明は、最初のトルコ軍部隊がリビアに向けて出発した翌日に発表されました。
エルドアン大統領は先週木曜日、トルコ議会から軍事専門家や訓練官を含む部隊をリビアに派遣する許可を得ました。エルドアンは、リビアの首都トリポリを軍閥ハリファ・ハフタルの手に渡さないよう支援したいとしています。
4月以来、ハフタルはロシアの傭兵軍に支援され、国連支持のリビア政府に対して攻勢をかけています。以前には、重装備を携えたロシア語話者の「緑の制服の男たち」がウクライナ東部、モンテネグロ、トランスニストリアの紛争地帯に出現していました。リビアの元将軍ハフタルは既にリビアの大部分を制圧しています。
戦闘は月曜日、新たな段階に入りました。ハフタル率いるリビア国民軍(LNA)が、わずか3時間で戦略的に重要な北部港湾都市シルトを制圧しました。これは政府側で戦っていたサラフィスト旅団がハフタルおよびロシア側に寝返ったことが影響しています。
水曜日にはトルコのエルドアン大統領がロシアのウラジーミル・プーチン大統領を訪問します。両者はリビア紛争で異なる側を支援していますが、リビアに関する協定を結ぶ可能性があります。両国はリビア内戦においてより大きな役割を果たしています。
アンカラとモスクワが協定を結べば、かつてシリアにおけるトルコとロシア間の合意後と同様に、欧州や米国は交渉の場から締め出される可能性があります。
金曜日には28カ国からなるEU外務大臣がさらなる措置について協議する予定です。また同日、核合意からの離脱を表明したイランの情勢についても話し合われます。

