新たな欧州の多年度予算をめぐる交渉は、欧州連合内での分裂を深めています。特に農業補助金、地域支援、新たな課税の導入に関する将来が緊張を引き起こしています。
6月18日と19日のEU首脳会議で閣僚レベルの決定がされる予定ですが、過去数年の経験を踏まえると、秋に時間的なプレッシャーのもとでの決断となるでしょう。これに対し、今年の残りの期間、交代制でEU議長国を務めるアイルランドは、独自の立場を示さないことを既に発表しています。
防衛費の増加
今週、EU加盟国の財務相と欧州議会の予算委員会はともに、2028年から2034年の多年度予算に向けた各々の立場を確立しようとしています。欧州委員たちは、欧州防衛や経済強化および企業支援のために大幅な資金拠出を求めています。
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重要な議題は、新たなまたは増額された課税対象となるものについてです。たとえば、環境汚染をもたらす(原)材料の非EU諸国からの輸入に課税する案があります。欧州議会内では、成長著しいギャンブル産業に対する課税導入を求める声も上がっています。
経済強化の必要性
同時に、他の欧州における優先課題のために追加資金を用意する圧力も強まっています。特に防衛、経済強化、企業支援分野において今後数年でより多くの資金が必要とされています。
これは、欧州連合が増加する支出をいかに賄うかという難しい議論に発展しています。EUへの拠出金の大幅増加を避けたい国々は、新規支出に慎重な姿勢を呼びかけています。
収入の増加
そのため、注目は新たな欧州の収入源へと移っています。欧州議会や他の欧州機関では、EUのために直接的な収入を生み出す新しい税や課徴金の導入について議論されています。
最も注目されている提案のひとつが、オンラインギャンブルおよび賭博に対する欧州課税です。複数の政治グループは、これにより欧州予算に数十億ユーロの追加収入が期待できると考えています。
インターネットとギャンブル
この措置の支持者は、税収は教育、医療、青少年政策、ギャンブル依存症対策など社会的目的に充てられるべきだと述べています。一方で、ギャンブル産業に所属する企業への影響については疑問も呈されています。
また、大手(米国)テクノロジー企業も改めて批判の対象となっています。ブリュッセルでは、テクノロジー企業への税(『デジタックス』)の導入がEUの追加収入源として再び議論されています。これは確実に米国のトランプ大統領との新たな対立を引き起こすでしょう。

