オーストリアは、先週オランダがブルガリアの加盟反対を撤回した後も、最後まで異議を唱えていたシェンゲン圏の国であった。
陸上国境開放の問題は来年に延期された。1年前に両国の加盟に拒否権を行使したオーストリアは12月初旬、「エア・シェンゲン」と呼ばれる案を提示した。ウィーンは、欧州委員会がEUの外部国境を強化することを条件に、ブルガリアとルーマニアの航空規制を緩和する用意があると述べた。
ルーマニアとブルガリアはともに2007年からEU加盟国であるが、2022年末に広大なシェンゲン圏から除外された。同圏内では4億人以上が内国境検査なしに自由に移動できる。両国の加盟申請は、数年来シェンゲン外部国境の不十分な管理に起因するとされる不法移民問題を理由に異議を唱えていたオーストリアによって拒否された。
シェンゲン圏は1985年に創設され、27のEU加盟国中23か国と、スイス、ノルウェー、アイスランド、リヒテンシュタインの隣接国を含む。

